エレクトリック体制になって初のシングル『CLOVER/TWINGEARS』! 先のスタジオアルバム『C』から大きく舵を取り、エレクトリックポップの流儀に乗っ取って自らの楽曲を再定義し直すこととなった今作は、両A面となるトゥトゥー初のシングルCD。これまで描いてきた音楽の地図を広げ直し、2人で(ケンカしながら)描き上げた新たなサウンドを、あなたは一体どう受け止めるだろう?
生活していく中の一瞬一瞬のちょっとした風景が、いつでも思い出せるような記憶になる事がありますが、そんな活きた瞬間を集めたスナップショットを見せてもらっているような曲です。
カラフルな音と言葉が使われた、匂いすらしてきそうなくらい鮮明な風景。
バターを塗ったトーストの匂い。※個人の感想です。
彼らはもちろん心の弱さも作品にします。
「TWIN GEARS」ではネガティブワードを使っていますが、作品にすることによってプラス方向に歌い飛ばす。
低温を思わせるような寒色のデジタルサウンドなのにきちんと人間くさい温かみが滲み出ている。
初期の頃を思い返すに、彼らは最初からこういうサウンドでやりたかったのではと想像してしまう、理想にたどり着いたのではと思ってしまう、素敵な言葉とサウンドの2曲です。
松尾剛志(ジョーイ・ザザ)
自分をさらけ出し、思うがままに生きる選択をしていた彼ら。
震災を乗り越えようともがく僕に大きな衝撃をあたえてくれた。
人生はいつだってこれからだ。
武藤北斗(パプアニューギニア海産)